30代40代向けのアパレル通販サイトlittle black(リトルブラック)
韓国の通販比較サイトで常に上位にランクインする人気のショップです。
little blackのオフラインショップは、ソウルの現代デパートに2店舗と、本社がある大邱の3か所。
今回、大邱のオフラインショップ「マイリバー」に行って、リトルブラックの服の質や雰囲気を実際にチェックしてきました。
また、ご縁あってモデル兼取締役のヘジンさんにお話を聞くことに成功!
お洋服へのこだわりなど色んなお話を聞いてきたので、詳しくレポートします♪
little blackのオフライン店舗「マイリバー」に行ってきました
韓国第3の都市大邱に、リトルブラックの本店「マイリバー」があります。
通販で扱っているお洋服を実際に見て触って着てみることができて、その場で購入することも可能。
こちらのお店は在庫を持っていないそうで、全てが1点もの。売れたらまた新しいものを入荷するスタイルだそうです。
ステキなインテリアに囲まれた広々とした店内。
おっきなシャンデリアや、カフェのカウンターのようなレジなど・・・まるでヨーロッパにいるような雰囲気がリトルブラックの世界観を表しているようでした。
一般的な韓国のお洋服やさんって、ハンガーとハンガーの隙間がないくらいにぎゅっと密集させて陳列されてることが多いんですよね(^^;
マイリバーでは余裕をもってディスプレイされていて、ゆったりとお洋服選びができました♪
通販サイトを見て私が狙ってたスカートを試着しました♡
プリーツなんですが、レイヤードが入っている珍しいデザインです。
実は、2年ほど前に一度来たことがあるのですが、その時は週末で閉まっていたんですよね(涙)
現在は週末も営業しているそうですよ。
公式ページ:little black公式オンラインストア
営業時間:10:30~19:00(毎週水曜定休)
住所:122−42 Daebong-dong, Jung-gu, Daegu(2階)
little blackのモデル、ヘジンさんにお会いしました!
通販サイトがオープンして約6年。
一貫して通販サイトの「顔」であるヘジンさんにお会いすることができました!
写真で見たまんまのヘジンさん。通販サイトからそのまま飛び出してきたかのような感じでした。
little blackの始まりは「私が好きな服を紹介したかった」

ヘジンさんはもともとアパレルのお仕事をされていたんでしょうか?

いえ、全く違いました。でも、私、東大門のお洋服がすごく好きで。
昔から自分でもよく東大門に行って買ったりしていたんですよね。
自分の好きなものを誰かに紹介したい、という思いでスタートしました。
東大門市場は言わずと知れたファッションのメッカ。
卸のファッションビルが立ち並び、世界中からバイヤーが集まる場所です。
韓国のファッション通販のほとんどは、東大門で買い付けたお洋服を販売しています。

自社制作のお洋服は何%くらいでしょうか?

だいたい30~40%くらいですね。
あとは、東大門の服をセレクトして売ってます。
他の韓国の通販と比較してみても分かる様に、うちで取り扱っている服の価格帯は少し高めです。
安いのもあれば高いのもあって、価格差が少しあります。
それは、私が着たいものだけを扱ってるからなんです。

同じ東大門の服でも品質に差があるんでしょうか?

もちろんです。
同じような服でも作っている工場によって材料、縫製など違いがあります。
実際自分で触って、着てみて・・・。信頼ある取引先から仕入れています。
東大門の服って意外にいいものが多いんですよ。
他のショップにはないリトルブラックの気遣い
洋服への強いこだわりや情熱。それ以外にもリトルブラックが支持を集める理由がありそうです。
例えば、配送の時の梱包!
買ったお洋服の色に合わせてリボンでかわいく包んでくれるんです♡

私も初めて受け取った時は感激しました!

ありがとうございます。
そうやって言っていただく方も多い反面、中にはリボンがもったいないっていう方もいます(苦笑)
リボンも割と質のいいものを使っているので、お子さんのヘアアクセとしてリメイクされる方もいますね。
私がもともとリボンとか、かわいいものが大好きなので、かわいく送りたいという気持ちから始めました。

他の韓国通販のショップはハングルの表記のままだったり、翻訳機埋め込み型でおかしな日本語だったりします。
リトルブラックの場合は、自然な日本語ですが、あれは誰が書いてるんですか?

自然ですか!よかった^^
私が書いたものを日本人のスタッフが翻訳しています。
今はたくさんのショップがお洋服の説明を詳しく書いてますが、私が始めた頃にはそんなになかったんです。
長さはどうだとか、着心地はどうだとか、正直な感想を書いてます。
時には、着心地は微妙だけどデザインがかわいいから許す!なんて書く時も(笑)
この説明文がなければリトルブラックではない、というくらいこだわりを持っています。
子育て中のママの一面も
ショップ名にブラックと入れてしまうほど黒が好きだというヘジンさん。
お店を始めた当初は、取り扱うお洋服は黒ばかりだったんだとか!

そのくらい黒が大好きなんです(笑)
だけど子供を産んでからは、黒の服だとヨダレが目立ったりするし、好きなものが少しづつ変化したりもして、取り扱う服が多様になりました

子育てしながらのお仕事は大変じゃないですか?

ものすごく大変です!(笑)
撮影はほぼ毎日ありますし、出張もたくさんありますし。
なので、計画を上手く立てながら一生懸命やっています。
ヘジンさんは現在、5歳のお子さんのママ。子育てママの気持ちが分かるのが、30代40代に支持される理由かもしれません。
日本と韓国人気のスタイルの違いは?

日本と韓国で人気なものって違いますか?

そうですね。
韓国ではとにかく楽でかわいいもの。あと、柄物も人気です。
日本だと長いスカートだったり、ブラウスだったり女性らしいアイテムが人気ですね。

最後に日本のユーザーにメッセージがあればお願いします!

うーん(少し考えて)
私たちは服を過大評価せずに自然に見せるようにしています。
例えば、脇の部分だったりとかも写真に写る様にしてますし、着心地悪いなという点も正直に文章で書いてます。
なので、そういう部分を参考にしていただけたらと思います。

あと、社長(旦那さん)は日本への配送チームには、特に検品に気を付けるようにといっています。
遠くから買っていただいたので、返品や不良品がないように細かくみるようにしていますね。
たくさんのショップがあるなかで、リトルブラックを選んでいただけるのはとても不思議な気持ちですし、感謝しかありません。
ヘジンさんにお会いして感じたこと
今回、ご縁あってヘジンさんにお会いして感じたことは、本当にお洋服が大好きなんだ!ということです。
ふわふわした独特の雰囲気をまとってらっしゃる方でしたが、お洋服の話になると目がキラキラ輝いていたのが印象的でした。
最後にヘジンさんと正面を向いて記念撮影をしたかったんですが、

私、写真撮るの苦手なんです><
と断られてしまいました(笑)
え!?モデルもやってるし、毎日写真撮ってるじゃないですか!と言うと、
「撮影の時は私を撮っている訳じゃなくて、服を撮ってるから」と一言。
あ、この人は本当に自分の好きな服を、見て欲しいという一心でやってるんだなと感じた瞬間でした。
日本やフランスなど海外で、街行く人のファッションを眺めるのが大好きだというヘジンさん。
リトルブラックが愛される理由は、ヘジンさんのセンスとお洋服へのこだわりではないでしょうか。
ヘジンさんのセレクトした服なら信じられるので、海外の通販は不安・・・という方も是非試していただきたいです♪